2020年05月09日

vol-1 DIYで作れる工作物は?

前回の記事で 今後 在宅ワークなど働き方改革が進む事が考えられます
それに伴い 自宅の余地に小屋を建てて 事務所にしようと考える場合に発生する問題点について 考えてみましょう。

現在 お住まいの住宅の敷地内に 小屋に限らず 増築を行う場合は、確認申請の提出が必要になる場合がほとんどです。

建築基準法上「建築物」に該当する、門や塀等も敷地内に増やす場合には、たとえ面積が増えなかったとしても増築扱いになるという点です。 
従って 既存の建物に 何かを作る=増やす 増築する場合には 既に提出済みの確認申請に対し 増築(床面積変更)の確認申請が必要と成ります。

ただし 建築基準法六条の2に但し書きの緩和があり、「防火地域及び準防火地域外において建築物を増築し(中略)、その増築(中略)部分の床面積の合計が十平方メートル(10m2)以内であるときについては、適用しない。」こととなっています。


幅1.8m*奥行き3.6m バイクガレージ

幅3m*奥行き3m 作業小屋 

逆に言えば 防火地域及び準防火地域内は増築部分の床面積の合計が十平方メートル(10m2)以内であっても 確認申請が必要と成ります。

ホームセンターで販売されている 誰でも購入が可能な 物置であっても アルミ製の門や扉も 何処の家にでもある カーポートも全て 建築物と成るので お住まいの地域が防火地域及び準防火地域内であれば 確認申請が必要と成ります。

ここでもう少し踏み込んで考えると 建築物とは何ぞや・・
建築物 土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱若しくは壁を有するもの(これに類する構造のものを含む。)
これに 附属する門若しくは塀、倉庫その他これらに類する施設をいい、建築設備を含むものとする。

ここで重要な語句は「土地に定着する工作物」です 地面に固定された物 動かせ無い物と言う事に成ります。

「トレーラーハウス」と言う物を 聞いた事がありませんか
タイヤが付いていて 地面(土地)と定着していない物 移動可能な物は 建築物にはならないと言う事です
(電気や給排水が接続され移動困難とすると定着の認識と成る)
要するに トレーラーハウスは駐車車両となり また 移動が容易な小さな物置、小屋は、置いてある物 建築物には成らないとなります。


トレーラーハウス

物置 


DIYで小屋を建てることを考えた場合 
1.防火地域及び準防火地域外で 床面積の合計が10m2以内(外寸3.16m*3.16mの6畳)であるときは、OK。
2.防火地域及び準防火地域内、外の場合であっても「土地に定着しない工作物」であれば、OK
但し 長期に渡り 移動し無い物、容易に移動できない物は 土地に定着して居いると解釈される場合が有ります。

建築基準法に沿ったDIYで可能な工作物になります

一つ疑問に思う事が有りますよね
多くの住宅で 車が止められるカーポートが設置されていたり アルミ製のベランダ(数本の柱で2階の窓から出られるタイプ)を見かけますよね
これらも 全て 建築物であり確認申請が必要な建築物に成ります
一度 ご自宅の確認申請をご確認ください 明確に図面に 床面積に記載されているでしょうか

若し 記載が無い場合は・・・不思議ですよね

聞きたい事が有れば 以下の「問い合わせから」ご質問くださいね

posted by キングスワークショップ at 21:51| Comment(0) | 情報
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